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輸入車カスタマイズトレンド傾向

地域性というのはクルマのカスタマイズにも現れます。東と西で開催された弊誌主催のイベントから、その違いを紐解いてみます。

【af imp.編集長コラム】日本の輸入車カスタムシーンは西低東高 2017.6.6

天気予報を見ていると「西高東低の気圧配置」という表現をよく目にします。文字通り気圧が西日本では高く、東日本では低いということから、このような言い回しが使われています。主に冬場、日本列島に現れる気圧配置ですが、弊誌af imp.の世界では真逆で「西低東高」という現象が起こっているということを、先日改めて認識することになりました。

初開催となるお台場はユーザーカー92台、出展者58社のデモカーが顔を揃えました。
初開催となるお台場はユーザーカー92台、出展者58社のデモカーが顔を揃えました。

 

ゴールデンウィーク初日、東京・お台場で弊誌主催の輸入車イベント、『af imp.スーパーカーニバル in TOKYO』が開催されました。そしてお台場の2週間後、大阪・舞洲でも『af imp.スーパーカーニバル in OSAKA』が行われました。どちらもいい天候に恵まれ、満員御礼となりました。来場者の皆様、参加者の皆様には、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
さて、このイベントのメインコンテンツであるスタイルアップカーコンテストですが、東は約100台、西は約220台にエントリーしているユーザーさんの車両には、それぞれの会場でそれぞれの地域性が出ていたなぁと思うのです。お台場は初開催ということも手伝って西日本からのエントリーがありましたが、全体的には東日本のユーザーが多く、舞洲はやはり西日本のユーザーが多いという傾向でした。

 
舞洲ではユーザーカー221台、出展社105社のデモカーがズラリと並び、会場を埋め尽くしました。
舞洲ではユーザーカー221台、出展社105社のデモカーがズラリと並び、会場を埋め尽くしました。

 

両会場で違いがあるなと感じたのは、ずばりその車高です。お台場よりも舞洲の方が、明らかに低く感じるのです。入場口の段差で慎重になるのはどちらも同じですが、舞洲の方が入場はゆっくり。やはり西では車高が低いクルマが多いようです。もちろん東でもドーンと下がったクルマもいましたし、エアサスであればどちらもペッタンコの着地状態まで落とすことがほとんどなので、西低東高には当てはまりませんが、この傾向、実は大阪から西に向かうにつれてさらに強まる傾向にあるようです。そしてそのピークはどうやら広島あたりではないかと感じています。さらに西、海峡を越えて来た九州勢もなかなかの低車高っぷりで、西低東高の傾向は見事に当てはまっているようです。

 

やはり舞洲参加ユーザーの車高は低め。パレードランでもその低さが際立ちました。
やはり舞洲参加ユーザーの車高は低め。パレードランでもその低さが際立ちました。

 

イベント中や終わった後にブース出展していただいたメーカーやインポーター、プロショップの方達からいろいろとお話しを伺ったのですが、やはり東と西ではユーザーさんの持っている雰囲気自体がずいぶん違うし、質問の内容もかなり違うということでした。車高は西低東高ですが、ユーザーさんのアツさで行けば、西高東低。逆に言えば、東はまだまだアツくなる余地があるということなのかもしれません。

 

BMWのカスタマイズも十人十色。それぞれ思い思いのスタイルを作り上げていますが、車高は低めが基本のようです。
BMWのカスタマイズも十人十色。それぞれ思い思いのスタイルを作り上げていますが、車高は低めが基本のようです。

 

生まれも育ちも東京の西部、江戸っ子ならぬ武蔵っ子のワタクシとしては、「東ってやっぱりちょっと控えめなんだよね」と思うのですが、ここでは「ウチに秘めたアツさを表に出さないのが東流」ということにしておきたいと思います。でも西の人からみたら、「まだまだアマいな」ということになるのかもしれませんが。というわけで、輸入車いじりの東西比較をしてみました。

 

 
af imp編集長 熊崎圭輔