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2016年8月 中古車 相場値上り・値下りランキング

先月より公表を開始した「中古車 相場値上り・値下りランキング」。相場は中古車に限らず、需要と供給の関係で決まってくると前回の記事でもお伝えしたが、8月度も需要と供給のバランスにより中古車市場には変動があり「値上り」「値下り」ともにランクキングの車種に変化が見られた。

今月も、クルマ・ポータルサイト「グーネット」を運営する株式会社プロトコーポレーションのオウンドメディア、プロト総研/カーライフは「相場値上り、値下り」のランキングを調査し、定点観測のデータから中古車市場を見据えてみたいと考えている。

なお、公表したデータの変動金額、変動率は2016年4月時点を基準とした金額差、差率を示しており、型式まで落とし込みかなり細かくデータを集計したものとしたため、車種ランキングと異なることはご留意いただきたい。

2016年8月 中古車 相場値上り・値下りランキング:ホンダのエアウェイブが約-7万円でトップへ 2016.9.9

※4月時点との比較ランキング

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相場の値上り1位はMINI(ローバー)。年式からすると流通台数が多く高い人気を継続しており、年式よりも状態重視の相場となっている。しかし成約率は非常に低く、人気に便乗した売値になっている様子も伺える。
2位の日産・スカイライン(BNR32型)は7月度と同じ順位。要因は前回と同様でタマ不足が続く見通しで、良いタマが少なくなっていくためさらに値上がり傾向が続くと思われる。
3位はトヨタ・マークⅡ。全体的には年式も古く相場も安い。価格を引き上げているのはMTのiR-V系で車両状態によってかなりの高値が存在しており、その流通比率が高まることで全体の価格が押し上げられている。ここから更に上昇することが考えられる。

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※4月時点との比較ランキング

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相場の値下り1位はホンダ・エアウェイブ。相場は底値となっており、市場においても買い得感のある車種。該当型式は4WDモデルであり、需要は時期と地域による影響が大きく需要期を過ぎたことが下落要因と考えられる。
2位の日産・シーマは7月度と同じ順位。VIP仕様でも手ごろな価格で買えるため、根強い人気が存在しているが、年式も古くなっており過走行車両が増えている。スタイルの似ているワンランク上のプレジデントも値下りしており、シーマに対して車両状態が悪くても買うという指名買いユーザーは少ないと思われ、今後も値下りが続くと考えられる。
3位は7月度トップの日産・フーガ。21年式、22年式の流通が多く、値下りが顕著でそれが反映されていると考えられる。先代モデルと価格が近づいており、下げ止まりの傾向が伺える。

 

 

※中古車相場はすべてグーネット調べ
※条件:掲載台数100台以上(バス・トラックなど除く)、平均掲載価格50万円以上(2016年4月時点)
※変動金額、変動率:2016年4月時点を基準とした金額差、差率を表す